2018.10.17
江戸時代から鬢付油の原料として使われてきた歴史あるヘアケア素材クローブに意外な働きが
切れ毛やハリコシの低下など、髪のダメージを抑制する「クローブエキス」
クローブは肉料理の臭み消し等でスパイスとして用いられるほか、生薬としては「丁子」として昔から利用されており、人々の生活になじみ深い素材です。さらに、日本では髪を整えるための鬢付油(びんつけあぶら)として江戸時代から利用されてきた歴史があり、髪に良い素材として知られていました。
その「クローブエキス」に、毛髪の紫外線ダメージを抑制して、さらに、髪をもろくする“糖化” によるダメージも抑制する働きがあることが判明。切れ毛やハリ・コシの低下などの悩みに、これまでとはまったく異なるアプローチでヘアケアを実現できます。
昔の人も知っていた?クローブが紫外線によるダメージの進行をブロック!
切れ毛やハリ・コシの低下などの髪のトラブルは、実は髪の“糖化” が一因となって引き起こされます。糖化は自然に進行する反応ですが、紫外線を浴びるとより進行し、どんどん髪がもろくなってしまいます。「クローブエキス」は、自然に進む糖化反応と紫外線による糖化反応の両方のダメージ進行を抑制する働きがあり、健やかな髪を守ることができます。
昔から、髪のケア用品としてクローブが使われていたのも、人々が経験的にクローブの良さを知っていたからかもしれません。
試験でも認められた“抗糖化作用”・“紫外線による糖化抑制作用”
ケラチンフィルムを使った試験でも、抗糖化作用による糖化抑制が認められています。「クローブエキス」を使用することで、ダメージヘアの進行を食い止める毛髪保護の役割が期待できます。
毛髪からタンパク質を抽出して作ったもの。毛髪の代替として、ヘアダメージなどの分析に用いられます。
【試験結果】クローブエキスには、毛髪ケラチンフィルムの糖化抑制作用が認められた。
さらに、糖化の中でも紫外線によって進行しやすいことが知られているカルボニル化を「クローブエキス」は、抑制することが出来ました。
【試験結果】クローブエキスには、紫外線による糖化(カルボニル化)抑制作用が認められた。
「クローブエキス」はこんな企画にオススメ
クローブは昔からヘアケア素材として使われており、三省製薬の「クローブエキス」は紫外線などによる髪のダメージ進行を食い止める働きがある成分です。
「クローブエキス」の活用を考えられる製品としては
●育毛剤
●ヘアトリートメント
●ヘアオイル
などがあります。
髪への紫外線ダメージについては、近年、認知度が上がってきており、ケアの必要性を感じている男性・女性も多くなっていると考えられます。歴史的に使われてきたクローブを、新たなヘアケア用品へと活用してみてはいかがでしょうか。
三省製薬株式会社
この記事で紹介されている成分のサンプル・資料のご請求等は三省製薬までお気軽にお問合せ下さい。
TEL:092-503-2597(事業開発部) FAX:092-503-4696