2024.2.2
『豆乳発酵液』のエイジングケア効果は本物だった!
九州産業大学との共同研究で確かな裏付け!
大豆の成分には女性ホルモンのバランスを整える働きがある、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。そのため、女性ホルモンが減少する年齢において、豆乳などの大豆製品がエイジングケアに効果的だと考えられています。しかし、それはスキンケアでも有効なのでしょうか?そこで三省製薬は『豆乳発酵液(九州大豆)』を用いて、九州産業大学と共同研究を行いました。
三省製薬の『豆乳発酵液(九州大豆)』は、九州産の大豆「フクユタカ」から搾った豆乳を、乳酸菌で発酵させた成分です。1990 年頃に開発して以来、様々な試験を行い、美白作用やコラーゲン産生促進作用、抗酸化作用、さらに肌の潤いとバリア機能アップに働く美肌菌増殖作用などがあることがわかっています。
しかし、一般的に言われる“大豆製品の女性ホルモンバランスを整える作用” が、果たして三省製薬の『豆乳発酵液(九州大豆)』にあるのかどうか。肌に塗ることで、エイジングケアに役立つのかどうか。
それを確認するために、九州産業大学・木山教授との共同研究を行いました。
1987年、東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程終了。その後、米国国立衛生研究所(NIH)博士研究員、産業技術総合研究所主任研究員・上級主任研究員などを経た後、2017年に九州産業大学生命科学部教授に着任。
分子生物学、細胞生物学、腫瘍生物学、システムゲノム科学、放射線、化学物質影響科学
がん抑制遺伝子の研究、エストロゲン活性物質の研究
女性ホルモンには、妊娠を継続するためのホルモン「プロゲステロン」と、女性らしさをつくるホルモン「エストロゲン」があります。エストロゲンは細胞内でエストロゲン受容体に結合して作用します。代謝アップや精神状態の安定、肌や髪の潤いやツヤを守る、といった女性にとってうれしい作用がたくさんあり、若々しい美しさを保つ鍵と言えます。しかし、その女性らしさを司る「エストロゲン」は年齢とともに減少してしまいます。
『豆乳発酵液(九州大豆)』に含まれる、ゲニステイン、ダイゼインなどの大豆イソフラボンは、女性ホルモン・エストロゲンと、とてもよく似た形をしています。
この形ならば、減少する「エストロゲン」の代わりにエストロゲン受容体と結合して、エストロゲンと同じような働きを期待できるのではないでしょうか。その仮説から、九州産業大学・木山教授との共同研究を進めたところ、大豆イソフラボンおよび豆乳発酵液に女性ホルモン様作用が得られることを確認できました。また、発酵させることでその作用も増強することが確認されました。
また、『豆乳発酵液(九州大豆)』は発酵させることによって、ゲニステイン、ダイゼインなどの植物エストロゲンの量が増加しています。
増加した植物エストロゲンも同じように働くか確認してみると、発酵によって増加した植物エストロゲンが、エストロゲン同様にエストロゲン受容体に作用し、エストロゲン活性を示したことを示唆する結果が得られました。
九州産業大学との共同研究によって、あらためて三省製薬の『豆乳発酵液(九州大豆)』に女性ホルモン様作用があり、年齢とともに失われる肌の潤いや肌弾力改善に効果があることがわかりました。より効果の高いエイジングケアアイテムの開発に、ぜひご活用ください。