鳥栖市と三省製薬(株)が「進出協定」を締結
2020年10月05日
- 当社の創業60周年事業の柱として、美容成分の新工場を建設 -
鳥栖市と三省製薬(株)が「進出協定」を締結
■鳥栖市藤木町の佐賀工場敷地内に、美容成分(化粧品原料)の生産工場を新設。
■2021年1月着工、2021年7月に竣工予定。
三省製薬は2020年10月5日、鳥栖市(市長:橋本康志)と工場建設に係る「鳥栖商工団地への進出に関する協定」ならびに「環境保全協定」を締結しました。
当社は1995年より、鳥栖市藤木町において佐賀工場を操業してきました。2020年3月に創業60周年を迎え、60周年事業の柱として、佐賀工場の敷地内に美容成分(化粧品原料)の新工場を建設することといたしました。佐賀工場の敷地面積は15,000㎡で、新工場は延床面積1,100㎡、鉄骨造り2階建てとなります。着工は2021年1月、竣工は2021年7月を予定しています。新工場の建設に伴い、佐賀工場全体の従業員数は約60名体制となる予定です。また、新工場の生産品目は、当社が取り扱っている全美容成分(約80種類)で、美容成分の生産能力は約3倍となる見込みです。
当社の美容成分は、国内の大手化粧品メーカーへの供給のみならず、海外の大手化粧品メーカーが採用するなど、その品質と有効性において高い評価をいただいています。佐賀工場の新体制により、美容成分のB2B販売、OEM・ODM(*)、オリジナルブランド「デルメッド」に加え、地元の特産品を活用した製品や新ブランドなど、これまで以上にバリエーション豊かなものづくり・販売チャネルに対応していきたいと考えています。
* OEM:当社が製造メーカーとして、他社ブランド製品の製造を受託する事業。ODM:商品企画の段階から他社ブランド製品の製造までを受託する事業。
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当社は1960年に、プラセンタエキスを配合したシミ治療の外用剤開発を目的とし、「いつまでも若々しく美しくありたいという、人類の根源的欲求に応え、社会に貢献する」を創業理念としてスタートしました。1988年に「コウジ酸」で医薬部外品の美白有効成分(*)の承認を第1号で取得しました。その後も自然由来の美容成分を、これまでに約130種類以上開発し、様々な化粧品づくりに取り組んでいました。
2020年からは、「よりよい成分、よりよい化粧品4.0」というコンセプトのもと、「成分力」、「配合力」、「製剤力」を強みに新たなステージに挑戦しています。今後は100年企業を目指し、サステナビリティ・エコ・エシカル・ダイバーシティの観点を加えたものづくりにも挑戦し、バリューチェーンの強化に努めていきます。
* 美白:メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと。
新工場概要
・名称:三省製薬株式会社 佐賀工場新館(仮)
・所在地:〒841-0048 佐賀県鳥栖市藤木町5番1
・敷地面積:15,000㎡ (*佐賀工場全体の敷地面積)
・延床面積:1,100㎡
・構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上2階建て
・設計・施工:大和ハウス工業株式会社
・着工:2021年1月
・竣工予定:2021年7月
・生産品目:美容成分(化粧品原料)約80種類
・総投資額:約5億円