肌や髪の悩みに応える独自の美容成分(化粧品原料)・化粧品の研究開発に取り組んでおります。
1960年の創業以来、主に天然由来の素材から美容成分を開発してまいりました。これまでに開発した美容成分は130種類以上。効果の高さや品質が評価され、国内外のお取引様へ供給しております。
また、効果の高い化粧品を直接お客さまにお届けしたいという想いから、自社ブランド化粧品の開発・製造も行っております。美容成分の開発から行い成分を知り尽くしているからこそ、成分の特性を生かした化粧品開発が実現しています。
効果の高い美容成分を開発する「成分力」と、安全性や安定性を確認しつつ効果を最大化させる「配合力」、機能性と使用感の良さを両立させる「製剤力」の3つの技術力で開発を推進しています。
独自の成分力
植物や微生物等の自然界の素材を中心に美容成分の開発を行っています。
シミやシワ、育毛など、年齢とともに変化する肌や髪の悩みの原因に対して、成分がどのように作用し効果を発揮するか、より高い効果を保つ抽出方法は何かなど、時間をかけて丹念に研究。皮膚科学に基づいた、効果の高い美容成分の開発に努めています。
また、すべての美容成分は、安全性や安定性の確認はもちろんのこと、細胞を用いた試験やヒト試験で有効性を評価した上で商品化しております。
緻密な配合力
美容成分の持つ高い効果を最大限に発揮させるために、肌への浸透のさせ方、肌内部に届いたときの効果のあらわれ方までを緻密に計算した配合を行っています。加えて、自社内で厳しい基準による安全性検査、品質検査を行い、安心・安全な化粧品づくりを推進しています。
成分から開発し、効果を発揮するメカニズムを追求するとともに、品質にも妥協しないからこそ、安全性や安定性を保ちつつも効果を最大限に引き出せる配合が可能となります。
化粧品としての製剤力
高い効果はもちろんのこと、心地よくお手入れしていただけることも化粧品としての重要な要素です。テクスチャーのなめらかさやなじみやすさなどの使用感と、リラックスできる香りやデザインの美しさなどの楽しさを両立させた化粧品づくりは、三省製薬ならではの「製剤力」によるものです。毎日のお手入れが楽しみになるような化粧品づくりに取り組んでいます。
三省製薬は、産学連携の共同研究にも取り組んでいます。当社の化粧品シリーズ「yameKAGUYA(やめかぐや)」は、福岡県・久留米リサーチパーク・九州大学との産学官連携プロジェクトにより誕生しました。
このプロジェクトは、福岡県からの要望をきっかけとして、放置竹林問題解決の一助となることを目指し、2017年にスタート。三省製薬は、竹の表皮から美白成分を含むエキスを抽出する作業と、そのエキスを美容成分として事業化する役割を担いました。
有効性を確保する抽出条件がなかなか見いだせず苦労する場面もありましたが、美容成分「竹幹表皮エキス」の開発に1年、化粧品の開発に1年をかけ、わずか2年で「yameKAGUYA」シリーズとして4商品の販売開始に至りました。
2020年からは、九州工業大学との産学連携プロジェクトとして「竹幹表皮エキス」を抽出した後の竹の本体部分を活用する取り組みを行っています。
化粧品のOEM・ODM
化粧品開発から有効性評価、製造まで一貫してご依頼いただけます。自社ブランドを持つ成分開発メーカーだからこそ、成分にこだわった化粧品のご提案が可能です。
化粧品原料のOEM・ODM
植物や海産物、発酵液など、幅広い素材からの化粧品原料開発が可能です。小ロットでの受託もご相談いただけます。
化粧品原料販売
有効性の高さにこだわり自社開発した、化粧品原料の販売も行っております。